【重要】2026年度のヒューマニタス大学医学部入試が大幅変更【変更点・変更後の影響を徹底解説】

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本ブログでは、IMATに2位合格・難関イタリア私立医学部3校に上位合格したmirunote個別指導塾長だからこそ語れるイタリア医学部の入試対策・入試情報・入試攻略法について発信しています。執筆者のプロフィールはこちらから。
2026年度入試からヒューマニタス大学医学部入試が大幅に変更になることが発表されました。ここ5年では最大の変更であり、試験科目そのものが大幅に増加するなど、大きな変化がありました。
そこで今回は、ヒューマニタス大学医学部入試の何が変更になるのかを具体的に解説します。2026年度入試は、2025年度以前の入試とは試験科目も配点も何もかもが違うため、必ず確認してください。
また、mirunote個別指導塾長が今回の入試概要の変更による受験生に与える影響(難易度など)も予測していますので、最後までご覧ください。

2026年度の最新の入試情報を反映しています!
それでは早速、本題に入ります。
2026年度のヒューマニタス大学入試が大幅変更
2026年度入試より、ヒューマニタス大学(Humanitas University)医学部の入試内容が大幅に変更になります。
変更点をざっくりとまとめました。

入学試験そのものが見直され、試験科目、配点などが改定され、ミラノ工科大学とのダブルディグリーコースであるMEDTEC School の試験と統合されます。
とは言っても、従来のMEDTEC School の入試とはこれまた試験科目・配点が異なりますので、新たな試験に移行したと考えても良いでしょう。
それでは、変更点の詳細と試験概要の変更による影響を解説します。
ヒューマニタス大学医学部入試の5つの変更点
2026年度入試のヒューマニタス大学医学部入試の変更点は次の5つです。見てわかるように、今回の変更は大幅な入試内容の見直しとなっています。
【ヒューマニタス大学医学部入試の変更点】
- 試験科目が2科目から6科目に
- MEDTEC School と入試が同一に
- 満点が120点から960点に
- 配点も科目ごとに異なる仕様に
- MEDTEC Schoolとは科目ごとの配点が変更
ちなみに、2026年度入試を現在の高校2年生が受験し、来年度(2027年度)にこの点数を利用できる制度があることから、この変更は一時的なものではないと考えられます。
それでは、それぞれの変更点を解説します。
変更点1. 試験科目が2科目から6科目に
ヒューマニタス大学医学部の入試科目は従来、Scientific ThikingとAcademic Literacyの2科目でしたが、2026年度入試より理系科目(Biology, Chemistry, Physics and Math)が加わり、合計で6科目となりました。

どちらかが苦手科目であった場合には科目数が増えて、点数を大幅に落とすことが減る一方で、科目数が増えることから勉強すべき科目・分野・範囲が増加し、結果的に難易度が上がったと言えます。
IMAT2位合格者が家庭教師の経験からまとめたヒューマニタス大学医学部入試を攻略するための勉強法は、下記記事で解説しています。
リンク
変更点2. MEDTEC School と共通の入試
これまでは、ヒューマニタス大学医学部入試とMEDTEC School入試は、試験科目・配点・問題数・実施日・実施方法も大きく異なりましたが、2026年度入試からはこれらがどちらも共通となります(※ 科目ごとの配点は異なる点に注意!)。
試験の内容としては、従来のMEDTEC School入試と近い傾向がありますが、完全に同じわけではありません。MEDTEC Schoolでは、Scientific Thinking / Academic Literacy は出題されていませんでしたが、一般教養などは出題されていました。
HUMAT(ヒューマニタス大学医学部入試・MEDTEC School入試)のシラバスを確認し、何を重点的に勉強すべきかをよく考えてください。
変更点3. 満点が120点から960点に
問題の配点が変更になり、試験の満点が120点から960点に変更になりました。それに伴い、足切り点も上昇している点にご注意ください。
この点数が変更になった変更点から留意しておくべきポイントは、科目ごとの配点が一律ではないため、どの科目で点数を落としたかで合否が変わる可能性があるということです。
試験結果を確認する際は、満点が960点であることを忘れずに確認するようにしてください。
変更点4. 配点も科目ごとに異なる仕様に
従来の入試では、科目ごとに配点が変わることはありませんでしたが、科目により配点が変わる仕様に変更になりました。そのため、入試で1点でも多く点数を確保するには、これまで以上に入試戦略が重要となっていると言えます。
| セクション | 正解 | 不正解 | 未解答 | 足切り点 | 最高点 |
|---|---|---|---|---|---|
| Scientific Thinking / Academic Literacy | +22点 | -5.5点 | 0点 | 88点 | 440点 |
| Biology / Chemistry | +16点 | -4.0点 | 0点 | 64点 | 320点 |
| Mathematics / Physics | +10点 | -2.5点 | 0点 | 40点 | 200点 |
従来のヒューマニタス大学医学部の入試にあった、Scientific Thinking / Academic Literacy が最も配点が高く、次いで Biology / Chemistry、そしてMathematics / Physicsとなっています。また、各セクションごとに足切りてんがあるので、点数の取り方に注意するようにしてください**。**
満点が960点であるため、正解を選んだ際の得点の加算分と不正解を選んだ際の減点分は非常に大きくなっている点に注意してください。
変更点5. MEDTEC Schoolとは科目ごとの配点が変更
変更点2で解説しましたが、MEDTEC School の入試と試験問題は同一であるものの、科目ごとの配点(総得点に対する比重)は異なります。
具体的に言えば、ヒューマニタス大学医学部入試では、Scientific Thinking / Academic Literacy の配点が高く(重視されている)、MEDTEC School入試では、Mathematics / Physicsの配点が高く(重視されている)なっています。

どちらのコース(医学部 or ダブルディグリー)のどちらを目指すかにより、受験戦略も入試本番での点の取り方も変わるため、入試戦略を立てる際は特にご注意ください。
入試変更の影響はある?受験生が知るべき3つのこと

2026年度入試のヒューマニタス大学医学部入試の変更点は、先ほど確認したとおりですが、問題はこの入試変更が受験にどのような影響を与えるかです。
結論から言えば、入試変更の影響は相当あると考えられます。試験科目が大幅に増加しているのもあって、入試対策も変わってくるでしょう。
【入試変更に伴うよくある質問】
- 難易度は上がるのか/下がるのか?
- 入試で何点を目指すべきなのか?
- 何をどのように対策すべきなのか?
ここからはヒューマニタス大学医学部の受験生が知っておくべき、入試変更に伴うよくある3つの質問の答えをmirunote個別指導塾長の立場で回答します。
1. 入試の難易度はどうなるのか
結論から言えば、試験問題そのものの難易度は上がりますが、合格難易度は未知数です。
従来のヒューマニタス大学医学部入試は、試験科目が2科目しかなく、理系科目の知識が問われることもなかった(一部、数学の問題はありました)ため、英語が得意な受験生が合格しやすい試験でした。
逆に言えば、英語が得意でなければ高得点での合格は難しいため、対策をするにしてもReadingを強化するしか打つ手がない状態だったとも言えます。
そのため、日本人受験生の場合は、合格者のほとんどが帰国子女やCEFR対照表でC1-C2(IELTSで言えば7.0以上)の人だったわけです。
そのため、受験のハードルは非常に低く、理系科目が得意ではない受験生(例えば、文系の受験生や社会人など)でも合格できる可能性があったこと、また立地はミラノ近郊であり、THE世界大学ランキングで高い評価を得ていることから、受験生に人気でした。
2026年度から他のイタリア私立医学部と同様に科目数が増えることで、受験生が敬遠する(受験を取りやめる)可能性が高くなり、合格者に求められる能力も異なる一方で、他の私立医学部やIMAT(国立医学部入試)などと入試科目が類似していることから、今まで受験を避けてきた優秀な受験生が滑り止めとして受験する可能性もあります。
合格可能性(合格難易度)は未知数ですが、大学が公認留学エージェント制度を運用している点を踏まえると、昨年度と変わらず、多くの受験生が受験するものと考えられます。
2. 入試で何点を目指すべきなのか
さて、入試戦略を考える上で重要となる「入試本番で何点を取るべきなのか」についても考えていきましょう。結論から言えば、960点満点中800点(得点率:80%以上)を取れるように受験勉強をするというのが良いでしょう。
今年度はどのような難易度の問題か、受験者層のレベルがどの程度かがわからないため、断言はできませんが、これまでの入試をもとに判断すると、80%以上取れていれば、合格できる可能性は高いと言えます。
もちろん、試験の難易度によって点数は上下しますが、80%以上の点数をとるために何をすべきなのかを考えておくと、「入試で少しミスをしてしまった」「思ったより難しい問だった」という場合でも70%程度の点数を確保することが可能です。
3. 何をどのように対策すべきなのか
結論から言えば、mirunote個別指導(オンライン家庭教師)やmirunoteのオリジナル教材を活用して、ヒューマニタス大学医学部に合格できるだけの基礎知識・解法パターンを習得するのが最適解です。
というのも、ヒューマニタス大学医学部入試に特化した受験対策に対応している教材などはほぼありません。また、AI がを上手に活用したとしても、幅広い問題に対応できる解法パターンの習得と、良問を利用した問題演習は難しいでしょう。
私自身もAIを活用して勉強することもありますが、AIを活用した勉強ではざっとあげられるだけでも次のような問題点を含んでいます。
- 頻出問題・重要問題がどれかを把握できない(大学独自の問題に対応できない)
- すべての情報が正しいとは限らない(仮に正しい内容だとしても高校範囲では別の答えが用意されている場合もある)
- 知識に偏りができる(他の問題に応用できる知識を得られるかは微妙)
- 解法パターンの習得が難しい(各問題ごとに解き方を考える必要が出てくる)
- 図形問題などAIが苦手とする分野が存在する
- 問題演習を効率よくおこなえない(AIが問題を作ると、問う内容が偏りがち)
真剣にヒューマニタス大学医学部の合格を目指すなら、MEDTEC Schoolに上位合格したmirunote個別指導塾長の個別指導(オンライン家庭教師)をオススメします。自分で教材や勉強の優先順位、勉強法を考える必要なく、受験勉強に集中できます。
また、いつも述べていることですが、イタリア医学部入試では「〇〇の科目は捨てる・勉強しない」という考えはやめ、苦手科目・苦手分野を徹底的になくすことを目指してください。そして、知識のインプットだけでなく、演習問題にも日々取り組みましょう。
まとめ:6科目の入試対策を今すぐ始めよう

今回は、2026年度のヒューマニタス大学医学部入試(HUMAT)の変更点と入試変更の影響について解説してきました。
ヒューマニタス大学入試は、これまで理系科目を利用することなく受験・合格できた貴重な大学でしたが、これからは理系科目(生物・化学・物理・数学)もきちんとすべて学ぶ必要があります。
どのような試験であっても、やるべき内容は非常にシンプルであり、試験科目をくまなく全て勉強することが重要です。mirunoteでは、入試対策講座や問題集(入試対策シミュレーター)など、ヒューマニタス大学医学部入試(HUMAT)に最適化された入試対策ができます。
勉強法・入試戦略では、合格された家庭教師の生徒さんの勉強法やmirunoteの指導法・IMAT2位合格者直伝のHUMATに特化した勉強法(教材や利用方法)を伝授します。また、ヒューマニタス大学医学部入試を短期間で合格するための勉強スケジュールの立て方・入試本番で1点でも点数を上げる方法をまとめて、入試攻略法として公開しています。
「上位合格者の勉強法を知り、すぐに行動に移す(受験勉強を始める)」
これさえできれば、短期間での合格も夢ではありません。
mirunoteでは、IMAT2位合格者によるマンツーマンのオンライン家庭教師(個別指導)も承っておりますので、ご希望の方はまず体験授業をお申し込みください。
今回は以上です。

