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本ブログでは、イタリア医学部留学をサポートするため、イタリア医学部に上位合格した現役イタリア医学生だからこそ分かるイタリア医学部入試情報やイタリア医学部での生活について発信します。執筆者のmirunote留学の共同代表 Nobu のプロフィールはこちらから。
IMATの合格最低点は、IMATの過去問を解く際や志望校を決める際に1つの重要な指標です。
過去問を解く場合は、志望校の合格最低点と今の自分の点数がどれほど違うのかを確認し、今後の勉強方針を決めるのに利用できます。
とはいえ、IMAT2017の合格最低点や、過去問とその解答がすべて揃っているサイトは少なく、合格最低点の確認方法や過去問の入手方法が分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2017年度のイタリア国立医学部入試(IMAT)の合格最低点と募集人数を大学・受験枠ごとにまとめ、過去問・解答を無料で公開します。
2位合格者が作成した日本語解説の入手方法も解説します!
それでは早速、本題に入ります。
IMAT2017の入試概要(科目・問題数)
IMAT(International Medical Admissions Test)は、イタリア国立大学の医学部英語コース・歯学部英語コースに入学するための共通入試であり、2017年度入試は2017年9月14日に実施されました。
試験形式は60問の多肢選択式問題(マークシート型)の筆記試験であり、試験時間は100分です。配点はすべての問題で同じで、正答を選ぶごとに+1.5点、誤答を選ぶと-0.4点、未解答の場合は0点であり、90点満点となっています。
試験科目と各科目の問題数は、次のとおりです。
入試科目 | 問題数 | 得点 |
---|---|---|
Logical Reasoning(論理的推論) | 10問 | -4.0点〜+15.0点 |
Problem Solving(判断推論) | 10問 | -4.0点〜+15.0点 |
General Knowledge(一般常識) | 2問 | -0.8点〜+3.0点 |
Biology(生物) | 18問 | -7.2点〜+27.0点 |
Chemistry(化学) | 12問 | -4.8点〜+18.0点 |
Physics and Mathematics(物理・数学) | 8問 | -3.2点〜+12.0点 |
合計 | 60問 | -24.0点〜+90.0点 |
IMAT2017の試験科目・科目ごとの問題数は、IMAT2016と全く同じでした。
IMAT2017の合格最低点・募集定員まとめ
IMAT2017のイタリア国立医学部・歯学部それぞれの合格最低点を受験枠(EU枠・Non-EU枠)ごとにまとめました。
「ー」と表記されているところは、まだ英語コースが開設されておらず、募集がありませんでした。
IMATの正規合格・繰上合格・補欠合格の違いや、IMATにおける受験枠(Non-EU枠・EU枠)の違いは、下記記事で解説しています。
イタリア国立医学部の合格最低点【IMAT2017】
大学名(医学部英語コース) | EU枠の合格最低点(繰上合格を含む) | Non-EU枠の合格最低点(繰上合格を含む) |
---|---|---|
ミラノ・ビコッカ大学 | 39.7点 | 26.0点 |
ミラノ大学 | 46.7点 | 51.0点 |
トリノ大学 | 37.7点 | ー |
パヴィア大学 | 41.1点 | ー |
パドヴァ大学 | ー | ー |
パルマ大学 | ー | ー |
ボローニャ大学 | 42.4点 | 37.3点 |
マルケ工科大学 | ー | ー |
ローマ・ラ・サピエンツァ大学 | 40.2点 | 39.1点 |
ローマ・トル・ヴェルガータ大学 | 37.2点 | 35.1点 |
フェデリコ2世大学 | 37.2点 | ー |
カンパーニャ大学ルイージ・ヴァンヴィテッリ | 36.2点 | -1.2点 |
バーリ大学 | 33.9点 | 25.3点 |
メッシーナ大学 | ー | ー |
カターニャ大学 | ー | ー |
カリアリ大学 | ー | ー |
イタリア国立歯学部の合格最低点【IMAT2017】
大学名(歯学部英語コース) | EU枠の合格最低点(繰上合格を含む) | Non-EU枠の合格最低点(繰上合格を含む) |
---|---|---|
シエナ大学 | 31.5点 | ー |
ローマ・ラ・サピエンツァ大学 | ー | ー |
IMAT2017の入試問題・解答を一挙公開
IMAT2017の入試問題・解答を揃えました。各大学の合格最低点と現在の状況を比較し、これからのIMATの入試対策に繋げるため、ぜひ過去問を解いてみてください。
過去問を解く際は本番を想定して、問題と解答用紙を印刷した上で、制限時間を決めて取り組むことを推奨します。IMAT2位合格者のオススメの過去問の利用法は、下記記事で解説します。
※ IMATの過去問には、留学エージェントなどでよく見る「会社のやサイトのロゴ」は入っておりません。2017年度のイタリア国立医学部入試の試験問題を解くことだけに集中できます。
IMAT2017の日本語解説と解答用紙を2位合格者が作成しました
IMAT2017の解説と解答用紙は用意されていないため、本番を想定した「日本語解説」と試験本番と似た「解答用紙」をmirunoteが独自に作成しました。
日本語解説では、IMAT2位合格者であるmirunote留学の共同代表をはじめ、IMAT上位合格者のmirunoteの講師陣が、基礎から丁寧に解説しています。
重要な単語は日本語と英語を併記し、正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢も含めて、詳細で分かりやすい解説を心掛けたため、分量は全47ページとなっています。
日本語解説に関して、疑問点や不明点・質問があれば、いつでも「問題解説チケット」をご利用いただくことで、ご質問にお答えします。また、家庭教師の授業にて解説することも可能です。
解答用紙も試験本番を想定して作成したものであり、何度でも印刷することでご利用いただけます。ただし、無償・有償を問わず、第三者との共有・譲渡はできませんので、ご注意ください。
IMAT2017の過去問を有効活用しよう
本記事では、IMAT2017の入試概要と受験枠ごとの合格最低点・募集人数、過去問・解説の入手方法を解説しました。
「過去問は最良の問題集」と言われるように、IMATにおいても過去問演習はイタリア医学部入試対策をする上で効果的な学習法の1つです。時間を計って、試験本番を想定して解くなど、過去問の数もあまり多くないため、大事に使うことを推奨します。
IMAT2017の過去問の不明点・疑問点は、IMAT2017の日本語解説(全ヵ年版を含む)をご購入いただいた方に限り、「問題解説チケット」をご利用いただくことで、IMAT上位合格者に直接、ご質問いただけます。
また、mirunote留学では、オンライン家庭教師や短期集中個別指導において、IMATの過去問解説や典型問題の解き方、理系科目の基礎からの対策など、現在の状況や志望校に合わせた入試対策もおこなっています。本気で成績を伸ばしたい方は必見です。
また、IMAT上位合格者の家庭教師だけでなく、留学手続きやイタリア渡航後も一貫してお任せいただける「イタリア医学部留学サポート」をご利用いただくことで、志望校選びから受験対策、留学手続き、渡航後まで現役のイタリア医学生が丁寧にサポートします。
今回は、以上です。