本記事で解決できるお悩み

  • IMAT2024の入試概要とは?
  • IMAT2024の合格最低点は?
  • IMAT2024の過去問・解答の入手方法は?

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記事の信頼性

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本ブログでは、イタリア医学部留学をサポートするため、イタリア医学部に上位合格した現役イタリア医学生だからこそ分かるイタリア医学部入試情報やイタリア医学部での生活について発信します。執筆者のmirunote留学の共同代表 Nobu のプロフィールはこちらから。

IMATの過去問を解く際やイタリア医学部の志望校を決める際に1つの重要な指標となるのは、IMATの合格最低点です。

過去問を解く場合には、志望校の合格最低点と今の自分の点数がどれほど違うのかを確認し、今後の勉強方針を決めるのに利用できます。

また、志望校を選ぶ場合は「IMAT2024の合格最低点」を踏まえて、16大学のイタリア国立医学部から志望校を絞り込むことができます。

とはいえ、IMAT2024の合格最低点と募集定員、過去問とその解答がすべて揃っているサイトは少なく、合格最低点の確認方法や過去問の入手方法が分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、2024年度のイタリア国立医学部入試(IMAT)の合格最低点と募集人数を大学・受験枠ごとにまとめました。

IMAT2024の過去問・解答の入手方法(無料)も解説するため、腕試しで入試問題をすぐに解いてみることも可能です。

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日本語解説の入手方法も解説します!

それでは早速、本題に入ります。

IMAT2024の入試概要(科目・問題数)

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IMAT(International Medical Admissions Test)は、イタリア国立大学の医学部英語コース・歯学部英語コースに入学するための共通入試であり、2024年度入試は2024年9月17日に実施されました。

試験形式は60問の多肢選択式問題(マークシート型)の筆記試験であり、試験時間は100分です。配点はすべての問題で同じで、正答を選ぶごとに+1.5点、誤答を選ぶと-0.4点、未解答の場合は0点であり、90点満点となっています。

試験科目と各科目の問題数は、次のとおりです。

入試科目問題数得点
Reading skills and knowledge acquired during studies(一般常識)4問-1.6点〜+6.0点
Logical reasoning and problem-solving(論理的推論・判断推論)5問-2.0点〜+7.5点
Biology(生物)23問-9.2点〜+34.5点
Chemistry(化学)15問-6.0点〜+22.5点
Physics and Mathematics(物理・数学)13問-5.2点〜+19.5点
合計60問-24.0点〜+90.0点

IMAT2024の試験科目・科目ごとの問題数は、IMAT2023と全く同じでした。

IMAT2024の合格最低点・募集定員まとめ

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IMAT2024のイタリア国立医学部・歯学部それぞれの合格最低点と募集定員を受験枠(EU枠・Non-EU枠)ごとにまとめました。

本記事の執筆時点で合格最低点が確定していない場合は、「未確定」と記載しています。確定次第、最終的な合格最低点を更新します。

IMATの正規合格・繰上合格・補欠合格の違いや、受験枠(Non-EU枠・EU枠)の違いは、下記記事で解説しています。

IMAT2024 – EU枠の合格最低点

イタリア国立医学部

大学名(医学部英語コース)募集定員合格最低点(繰上合格を含む合格最低点(正規合格)
ミラノ・ビコッカ大学30名64.8点66.7点
ミラノ大学55名67.8点69.2点
トリノ大学70名59.5点62.4点
パヴィア大学103名59.1点61.8点
パドヴァ大学75名63.2点64.6点
パルマ大学75名57.6点60.3点
ボローニャ大学97名64.8点65.6点
マルケ工科大学20名未確定60.2点
ローマ・ラ・サピエンツァ大学45名65.1点65.5点
ローマ・トル・ヴェルガータ大学40名59.5点62.0点
フェデリコ2世大学15名61.4点64.0点
カンパーニャ大学ルイージ・ヴァンヴィテッリ60名未確定59.5点
バーリ大学69名未確定59.1点
メッシーナ大学55名未確定57.6点
カターニャ大学30名未確定58.4点
カリアリ大学80名未確定56.9点

イタリア国立歯学部

大学名(歯学部英語コース)募集定員合格最低点(繰上合格を含む合格最低点(正規合格)
シエナ大学23名未確定59.7点
ローマ・ラ・サピエンツァ大学19名61.8点62.1点

IMAT2024 – Non-EU枠の合格最低点

イタリア国立医学部

大学名(医学部英語コース)募集定員合格最低点(繰上合格を含む合格最低点(正規合格)
ミラノ・ビコッカ大学18名72.6点72.7点
ミラノ大学15名75.7点75.7点
トリノ大学32名*70.8点70.8点
パヴィア大学40名*71.2点71.5点
パドヴァ大学25名71.6点71.6点
パルマ大学45名59.1点59.1点
ボローニャ大学20名74.5点74.5点
マルケ工科大学60名60.3点60.3点
ローマ・ラ・サピエンツァ大学13名73.4点73.8点
ローマ・トル・ヴェルガータ大学15名60.6点60.6点
フェデリコ2世大学25名68.1点68.1点
カンパーニャ大学ルイージ・ヴァンヴィテッリ50名63.2点63.2点
バーリ大学11名*65.8点65.8点
メッシーナ大学56名61.4点61.8点
カターニャ大学30名57.2点57.2点
カリアリ大学20名56.5点56.5点

*: 中国人留学生のためのマルコ・ポーロ枠を含む

  • パヴィア大学:1名
  • トリノ大学:1名
  • バーリ大学:3名

イタリア国立歯学部

大学名(歯学部英語コース)募集定員合格最低点(繰上合格を含む合格最低点(正規合格)
シエナ大学12名69.3点69.3点
ローマ・ラ・サピエンツァ大学6名73.1点73.1点

IMAT2024の入試問題・解答を一挙公開

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IMAT2024の入試問題・解答を揃えました。各大学の合格最低点と現在の状況を比較し、これからのIMATの入試対策に繋げるため、ぜひ過去問を解いてみてください。

過去問を解く際は本番を想定して、問題と解答用紙を印刷した上で、制限時間を決めて取り組むことを推奨します。IMAT2位合格者のオススメの過去問の利用法は、下記記事で解説します。

※ IMATの過去問には、留学エージェントなどでよく見る「会社のやサイトのロゴ」は入っておりません。2024年度のイタリア国立医学部入試の試験問題を解くことだけに集中できます。

※ ダウンロードいただく前に無料の会員登録が必要です。会員登録いただくとお得な情報をメールにてお知らせします。

IMAT2024の日本語解説と解答用紙を2位合格者が作成しました

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IMAT2024の解説と解答用紙は用意されていないため、本番を想定した「日本語解説」と試験本番と似た「解答用紙」をmirunoteが独自に作成しました。

日本語解説では、IMAT2位合格者であるmirunote留学の共同代表をはじめ、IMAT上位合格者のmirunoteの講師陣が、基礎から丁寧に解説しています。

重要な単語は日本語と英語を併記し、正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢も含めて、詳細で分かりやすい解説を心掛けたため、分量は全42ページとなっています。

日本語解説に関して、疑問点や不明点・質問があれば、いつでも「問題解説チケット」をご利用いただくことで、ご質問にお答えします。また、家庭教師の授業にて解説することも可能です。

解答用紙も試験本番を想定して作成したものであり、何度でも印刷することでご利用いただけます。ただし、無償・有償を問わず、第三者との共有・譲渡はできませんので、ご注意ください。

IMAT2024の過去問を有効活用しよう

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本記事では、IMAT2024の入試概要と受験枠ごとの合格最低点・募集人数、過去問・解説の入手方法を解説しました。

「過去問は最良の問題集」と言われるように、IMATにおいても過去問演習はイタリア医学部入試対策をする上で効果的な学習法の1つです。時間を計って、試験本番を想定して解くなど、過去問の数もあまり多くないため、大事に使うことを推奨します。

IMAT2024の過去問の不明点・疑問点は、IMAT2024の日本語解説(全ヵ年版を含む)をご購入いただいた方に限り、「問題解説チケット」をご利用いただくことで、IMAT上位合格者に直接、ご質問いただけます。

また、mirunote留学では、オンライン家庭教師や短期集中個別指導において、IMATの過去問解説や典型問題の解き方、理系科目の基礎からの対策など、現在の状況や志望校に合わせた入試対策もおこなっています。本気で成績を伸ばしたい方は必見です。

また、IMAT上位合格者の家庭教師だけでなく、留学手続きやイタリア渡航後も一貫してお任せいただける「イタリア医学部留学サポート」をご利用いただくことで、志望校選びから受験対策、留学手続き、渡航後まで現役のイタリア医学生が丁寧にサポートします。

今回は、以上です。