Ciao!イタリア国立医学部生のNobuです。
「等価証明書(DOV)ってなに…」
「等価証明書の取得方法を知らない…」
「イタリア医学部の出願・入学に必要な手続きが分からない…」
上記のお悩みを解決するため、現役のイタリア国立医学生が等価証明書の取得方法をまとめました。
イタリア医学部は国立か私立かに関わらず、等価証明書を入学時(または出願時)までに提出しなければなりません。また、学生ビザの申請にも必要なので、なるべく早く取得しておくのがオススメです。
イタリア医学部に特化した「等価証明書の取得方法」を紹介している記事は少ないので、本記事を参考に取得してみてください。
本記事を読むメリット
- 等価証明書(DOV)の詳細がわかる
- 等価証明書の取得方法と料金・日数がわかる
- 等価証明書の取得までの流れを把握できる
- 等価証明書の取得時の注意点がわかる
正直、実体験をもとにここまで分かりやすく、等価証明書の取得方法を書いている記事はかなり少ないと思います。
必要書類や取得までの手順・日数などの情報も網羅しているため、効率よく等価証明書を取得したい方は、ぜひご覧ください。
※ 本記事の内容は2024年6月現在のものです。最新の情報は必ず、ご自身でご確認ください。
等価証明書(DOV)とは?
等価証明書は、英語で “Declaration of Value”、イタリア語で”Dichiarazione di Valore”と呼ばれる書類です。
一言で言えば、「日本で12年間の学校教育(高校まで卒業)を受けてきており、その内容はイタリアのものと同等である」ことを証明する書類です。
これにより、イタリア医学部の出願条件である「12年間の学校教育を受けている」ことを証明できますので、イタリア医学部の場合、私立・国立どちらに入学する場合でも等価証明書(DOV)の提出が必要です。
取得までに時間がかかる手続きで、等価証明書に有効期限もありませんので、イタリア医学部の受験を決めたら、まず真っ先に取得しましょう。
念のため申し上げておきますが、高校での成績が悪いからといって、この等価証明書が取得できないということはありません。安心して、手続きしてください。