Ciao!イタリア国立医学部生のNobuです。
「イタリア国立医学部の志望校の選び方が分からない…」
「IMATの出願の際に第1志望校をどこにするか決められない…」
上記のお悩みを解決するため、イタリア国立医学部のNon-EU枠に2位で合格した現役のイタリア国立医学部生が、IMATの第1志望校の選び方をまとめました。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、イタリア国立医学部のNon-EU枠に2位で合格しています。また、イタリア医学部入試対策のチューターとして、実体験をもとに受験生にアドバイスをおこなっています。
イタリア国立医学部では出願時に、第1志望から第3志望まで志望校を登録しなければなりません。そして、イタリア国立医学部入試の出願サイト(Universitaly)のPre-Enrollmentをする際には、第1志望校を登録する必要があります。
この手続きは、学生ビザの取得に必要な重要な手続きですが、1度登録してしまうと変更するのはかなり面倒くさいです。受験勉強に全力で取り組むために、余計な面倒ごとを増やさないよう、今のうちから、きちんと志望校を決めておきましょう。
また、私の経験上、海外医学部を6年間で卒業するためには、大学の志望校選びがかなり重要になってきます。途中で別の大学に転校・編入することもできなくはないですが、6年で卒業するのは厳しくなります。
詳しくは「【海外医学部】志望校選びに失敗しないための4つの基準とオススメの留学先。」をお読みください。
https://note.com/embed/notes/n4c96141c5844
そこで、本記事ではイタリア国立医学部の第1志望校の選び方のポイントや志望校選びの重要性をまとめました。
本記事を読むメリット
- イタリア国立医学部の志望校の選び方がわかる
- 第1志望校選びの重要性を知れる
- イタリア国立医学部の第1志望校を選ぶポイント5つを把握できる
- 志望校を決めるうえで参考にしてはいけない基準3つがわかる
- 具体的に紹介しているので、志望校選びにかかる時間を節約できる
イタリア国立医学部では入試の数ヶ月前に第1志望校を決めなければなりませんので、本記事を読んで、早めに各大学のリサーチを始めましょう。
イタリア国立医学部の志望校選びが重要な3つの理由
海外医学部に留学する以上、志望校選びが重要になることは、こちらの記事で詳しくお話ししました。https://note.com/embed/notes/n4c96141c5844
イタリア国立医学部の志望校選びも他国の医学部と同様に進級・卒業のためには重要ですが、イタリア国立医学部特有の重要な理由が3つあります。
- イタリア国立医学部はNon-EU枠の場合、事実上1校しか受験できない
- 受験前に出願大学を決めなければならない
- 1度登録すると、変更するのがかなり面倒くさい
Non-EU枠で受験する場合は、志望校選びはかなり重要です。それでは詳しくみていきます。
1. イタリア国立医学部はNon-EU枠の場合、事実上1校しか受験できない
イタリア国立医学部入試(IMAT)にはNon-EU枠とEU枠があり、年に1度のみ受験できます。
多くの日本人が「Non-EU枠」で受験することになりますが、Non-EU枠の入試では、第1志望校から第5志望校までを選び、出願することになります。
しかし、実際には第1志望校のみの勝負となります。第2志望校以降の大学は、第1志望校の受験者のうち合格者が入学定員数に満たなかった場合にのみ、第2志望校として登録した受験生に順番が回ってきます。
イタリア国立医学部英語コースが開設されて間もない頃は、受験者数が少なかったため、大学によっては第2志望校に受験生が合格した場合がありました。しかし現在は、イタリア国立医学部は人気になっているため、第1志望校が出願大学となります。
そのため、志望校選びはかなり重要になってきます。
2. 受験前に出願大学を決めなければならない
日本の大学入試の共通テスト(旧センター試験)とは異なり、イタリア国立医学部入試(IMAT)では、受験前に出願大学(第1志望校)を決めなければなりません。
出願期間が迫っている・入試対策に苦労していると、なかなか志望校選びに時間が割けず、テキトーに決めてしまう方も多いのが現状です。
ただ海外医学部留学においては志望校選びに失敗すると、退学になるリスクが高まりますので、念には念を入れて、慎重に大学選びをすることを強く推奨します。
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3. 1回提出したら、変更するのが面倒くさい
イタリアでは登録は簡単でも変更するのはものすごく大変というもが多数存在しますが、これもその1つです。
UNIVERSITALY に登録する情報は、学生ビザ発給時、入学時にも利用する重要な情報です。
間違えると、登録した大学など関係機関に問い合わせて、解決してもらわなければなりません。イタリアは日本と違って、なかなか返信がなかったり、催促しないと進まなかったりということもあります。
そのため、1度登録して再度変更する場合は、それなりの労力を費やす必要があることを忘れないでください。Pre-enrollmentに登録する前に必ず、入力内容に間違いないか、再度変更することはないかを確認してください。
Pre-enrollment の手続き方法は、下記記事をご覧ください。https://note.com/embed/notes/n4bd9e1abcde2